旅行でのお金の持って行き方。これって意外と難しかったりする。

長々読んでもらってもあれなので先に結論を言おうと思う。細かいウンチク的な要素を全部省くと、結果的にクレジットカードを使ったキャッシングが一番お得である。 ※ちなみにどのクレジットカード会社でも手数料などの諸経費はほぼ変わらない。

おそらくごちゃごちゃ考え始めると、「ユーロならこの方法が一番お得!」とか「FX会社を通したら…さらに!」とか、頭がおかしくなるほどの情報がたくさん出てくることだろう。

しかし、せっかくの海外。
筆者はそんな煩わしいことに頭を使いたくはない。

そこで、どの国に行く際にも共通の方法であることを前提とした海外へのお金のもっていき方を説明する。 ※ほとんどの場合この方法が基本的には安いですが、行く国によってはそうでない場合があります。といっても、10万円程度を使う予定の旅では数百円程度の差です。どうしてもその差が気になる方は、他のサイトにいくつも別の方法が書いてあります。気になる方は一度見てみるのもいいかもしれません。

海外でのATM利用が怖くて利用出来ない場合

その考え方はものすごくよく分かる。筆者もはじめてのATM利用ではドキドキしたものだ。
しかし海外では逆に現金を大量に持ち運ぶほうが危ない。

町中にあるATMを利用し、暗証番号を打ち込み際に手元を隠せば、安全にATMを利用できるだろう。 ※暗証番号が盗まれる手口のほとんどは”盗み見”か”上にカメラが設置してある”という手口のため

また万が一、カードが盗まれてしまい、暗証番号まで盗み見られてしまった最悪の場合。
被害を最小限に抑えられるようにカードの限度額の変更等を行なっておけば、取り返しのつかないほどの大きなダメージは防げるだろう。
具体的に筆者がひとり旅や世界一周の際持っていくカードや、その限度額設定も記載しているので、参考にしてもらえれば幸いだ。

実際に持っていくものと準備するもの

クレジットカードについて

クレジットカードはキャッシング機能がついているもので、年会費が無料であれば基本的になんでもよい。
2016年現在、キャッシング利息はほとんどが年間18.0%程度になっているし、キャッシングではポイントが付くカードは存在しない為だ。

キャッシングは借金だが、クレジットカードでは次の月に自動的に返済されるため、実際の利息(これが手数料と考えてください)は1.5%前後になる。

筆者は海外でも使いやすいMASTERとVISAの2枚のクレジットカードを利用している。1枚は実質サブカードとして利用しており、基本的に使うのは1枚だけだ。 ※JCBは海外では使えないことが多いため、MASTERとVISAを持つようにしよう。

1.楽天カード(MASTER)

筆者は年会費のかからない楽天カードをメインカードにしている。日本でも使い勝手がよかったため、旅をはじめる前から持っていた。

年会費が無料であること、3ヶ月以内の旅行であればカード利用で航空券を所得するだけで海外保険が無料で自動的に加入出来る点も魅力だ。 ※一部のクレジットカードにはこのようにカード付加の海外保険があるものがあり、短期の海外旅行では本当に重宝する。

ただ楽天カードは、設定を行なわないとキャッシング分の金額が自動的にリボ払いにされてしまう。 ※利息の返済が遅くなり、利息(手数料)が1.5%以上になってしまうということです。

その点に関しては取得後、ネットで簡単に設定出来るので、カードを申請し手元に届いてから設定しよう。
やり方はネットでいくらでも出てくるのでここでは記載しない。他のサイトを参考にしていただければ助かる。大した内容じゃないのに文章にすると長くなってしまうからだ。

またキャンペーンによって最初にポイントが数千円付加される点もなんだかんだ嬉しい。

海外旅行好きの中で評価が高いカードとして楽天プレミアムカードがある。年会費が10,000円かかるが全世界の空港ラウンジが無料で使用可能な為だ。

たしかに空港ラウンジは本当に贅沢で素晴らしいもののため、空港の利用が多い方は作っても損はないと思う。 ※筆者は出来るだけ陸路での移動を考えているし、あまり贅沢な旅をイメージしていないので今回はパスしました。実際に利用しなかったらもったいないし…。

2.Yahoo! JAPANカード(VISA)

正直VISAであればなんでもいい。
筆者は帰国時の日本での利用のことも考えてYAHOO JAPAN カード、通称YJカードを利用している。Tカードとしても使え、還元率も高いからだ。

キャッシングではポイント同様、マイルもたまらないため、ANAなどのクレジットカードを持つ必要はないだろう。
特に筆者のようにLCCを利用する人は航空券でマイルがたまることもないため、あまり気にする必要もない。

ちなみにYahoo! JAPANカード楽天カードと同様に、海外保険が付加される年会費無料のカードだ。

メインカードのサブカードの限度額について

絶対におこらないよう気をつけるべきだが、クレジットカードも暗証番号も盗まれた最悪のケースを仮定し、限度額を設定しよう。

筆者は旅の費用として一月につき、「現金10万円 + 宿や交通費などのクレジット払い2〜5万円程度」をベースに考えている。そこで、

メインカードをショッピング限度額10万円、キャッシング限度額20万円、

サブカードをショッピング限度額10万円、キャッシング限度額10万円に設定している。

こうしておけば毎月10万円キャッシングで引き出す生活をしても、メインカードのみで対応可能である。
万が一もう少し現金が必要になった場合にも、サブカードを使うことで+10万円の現金を引き出せ、+10万円のクレジット払いの余白もある。
よっぽどのことがない限り、これで問題なく対応可能だろう。

そして万が一、メインカードを盗まれ暗証番号も知られ、限度額いっぱい使われた場合。
それでも最大で10万円 + 10万円(キャッシングの先月引き出し額10万円が残っているため)の最大でも20万円の損害で済む

また宿代や移動費をカードで払っていれば、さらに損害は少なくなるだろう。
このようにすることで万が一の場合にも少ない損害で旅を続けることが可能だろう。 ※クレジットカードは運営会社に連絡すればその時点ですぐにカードの停止が可能です。盗まれたり紛失した場合にはすぐにカードを停止してしまいましょう。損害を0に出来る可能性も充分にあります。

旅を続ける中で生活費の額などに変化があれば、ネットで簡単に限度額の変更が可能な点もクレジットカードの利点である。
メインカードを失った場合にもサブカードと、これから記載する海外キャッシュ又はプリペイドカードのみで旅を続けることは充分可能だ。

海外プリペイドカードや国際キャッシュカード

手数料が良くない、海外旅行以外で使い道がない点からメインカードとしては避け、正直クレジットカードほどそんなに深く調べていない。
基本的には使わない前提なので、筆者は簡単に利用・取得出来ることを優先して1枚だけ申請した。

そのため、もしメインでの使用を検討している方は別のサイトを参考にすることをおすすめする。
海外プリペイドカードも国際キャッシュカードも簡単にいえば、

  • 専用の口座を作る
  • そこに銀行から入金する
  • その残高に合わせて海外でのショッピングやATMで現地通貨を引き出せる

といったシステムでお金を引き出すことが可能なカードだ。手数料に関しては一概には言えないが国際キャッシュカードのほうが少しだけ割安のようだ。
だが国際キャッシュカードは実際にネットの口座を別で作り、その上でキャッシュカードを作るといった2度の手順を踏むため、めんどくさがりな筆者は却下とした。

一方、海外プリペイドカードはカードを作った時点で自動的に専用口座が開設され、そこに入金すればすぐに使える。
こちらもいくつか種類があるようで、複数通貨を入金出来るとかなんだとか書いているものもあったが、その中でシンプルで年会費無料、手数料も比較的良心的なNEO MONEYというカードを申請した。
これに関しては旅の保険のようなポジションなので、ご自身で調べて決めればなんでもよいと思う。 ※大前提として日本円を現地で両替するよりは全然お得です。

US500ドル程度

ビザ関係などで急にUSドルが必要になることがあるらしい。そのためUSドルは常に一定の金額持っておくと便利だ。
両替のレートも日本円よりもいい。

銀行の口座について

銀行口座がなければクレジットカードが使えないし、海外からのお金の管理が出来ない。持っていない方はすぐに作ろう。

そして個人的にオススメの方法は、同じ銀行の口座を2つ作ることだ。
そうするで下記の図のように、メイン口座からクレジット払いの口座にお金を移す際、手数料が一切かからなくなるからだ。(逆に言えばその手数料が気にならなければ別の銀行でもよい)

銀行の口座について

口座を2つ作る理由は他にもいくつかあるが、一番大きいのはセキュリティ面だ。
万が一海外で身ぐるみはがされても脅された場合(死ぬほど最悪のケースですね、絶対に避けましょう)。クレジットカードのヒモづけられた口座を空にされることはあっても、そこからメイン口座にたどり着くことは考えにくい。

日本に親御さんなど、信頼出来る親族の方が居る場合。メイン口座に関連するものは全て親族に預け、ちょこちょことそこからもう1つの口座に入金してもらうようにしよう。
そうすることで万が一の際にも必要以上のお金を失わなくて済む。

それが難しい方は銀行口座などのカードは全て日本においておき、ネットで振込ができるダイレクトサービスに登録の上、ワンタイムセキュリティ番号が出るアプリを携帯にいれておくことをオススメする。
実際に筆者は三菱東京UFJの口座を2つ開設している。

まとめ

これが筆者の海外へのお金のもって行き方だ。
「できるだけ簡単にしたい」がテーマのため最安の方法でないものもあるが、おそらく微々たる差だろう。

せっかくの旅行だ。気楽に楽しく行こう!
もっと詳しく知りたい方や質問のある方は、コメントを頂ければ!