バリ島、と聞けば多くの方は白い砂浜と美しい海をイメージしますが、実はバリにはレベルの高い美術館がたくさんあり、近年では観光スポットとしても大変人気を得ています。
その中でも今回ご紹介する4つの美術館は地元のバリ芸術を始めとしてインドネシア内外の芸術家の作品を複数展示していることで知られています。ここでは「バリ島でおすすめの美術館4選」について、それぞれご紹介いたします。

Museum in Bali

1.プリ ルキサン美術館

Museum Puri Lukisan
バリアートの歴史に触れられる権威ある美術館

プリ ルキサン美術館はウブド地方の王子とオランダ人の画家によって作られた歴史を持つ、バリ島でもっとも古い美術館です。現生する熱帯植物に囲まれており、プリ ルキサンという名前は「絵画の王宮」という意味があります。
展示物は地元バリの伝統的な絵画を始めとして、バリの現代美術、木彫りの作品などバラエティに富んでることで知られています。主にバリの文化や芸術、歴史などにフォーカスした作品が多く、バリ芸術の様式を垣間見ることができます。

見どころ

プリ ルキサン美術館にはさまざまな芸術作品が展示されていますが、その中でもギャラリー「ピタ マハ」は必見です。中でも、ピタ マハでもっとも目をひく作品として知られているのが、グスティ・ニョマン・レンパッドが作成したウブドの田園風景を描いた壁画です。
ピタ マハは前述のオランダ人芸術家、ルドルフ・ポネがバリの芸術家たちを支援する目的で創設された芸術協会であり、彼とその生徒たちが作成にたずさわった作品群を鑑賞できます。

  • 営業時間 / 9:00~18:00
  • 定休日 / バリ島の祭日
  • 入場料 / 大人1人 10,000ルピア・10歳以下の子どもは入場無料
  • アクセス / サレン・アグン宮殿(Puri Saren Agung)から徒歩5分

2.ザ・ブランコ・ルネッサンス美術館

The Blanco Renaissance Museum
バリのダリが産んだ数々の作品
ザ・ブランコ・ルネッサンス美術館

ザ・ブランコ・ルネッサンス美術館はウブド地方にあるバリ島の美術館です。
美術館の名前の由来となったのは「バリのダリ」とも呼ばれた芸術家のアントニオ・ブランコ。ブランコはフィリピンからバリ島に移住し、ウブドにてアトリエを設立、意欲的に創作活動を続けたことで知られています。
そして、1999年の彼の死後、アトリエはそのまま「ザ・ブランコ・ルネッサンス美術館」と名前を変え、運営されていくこととなりました。

見どころ

ザ・ブランコ・ルネッサンス美術館はもともとアントニオ・ブランコのアトリエでした。このため、彼が残したアトリエとその奥にあるギャラリー内に作品が展示されています。
展示作品はほとんどがブランコのものですが、彼の作品は実際の写真をモチーフに派手な色使いで描き上げた絵画やカラフルな彫像など、既存の芸術の枠にとらわれない作品が訪れる人たちの目をひきつけています。

  • 営業時間 / 9:00~17:00
  • 定休日 / なし
  • 入場料 / 大人1人 500,000ルピア・10歳以下の子どもは入場無料
  • アクセス / サレン・アグン宮殿(Puri Saren Agung)から徒歩15分

3.アルマ美術館

Agung Rai Museum of ARMA
カフェなどを併設する憩いの場
アルマ美術館

アルマ美術館はウブド地区の南側、プンゴセカンに位置している美術館です。美術館の建物はココカンホテルに隣接しています。
館内はバリ島の伝統芸術がメインの「バレ・ダジョ」と現代美術がメインの「バレ・ダウ」に分かれ、それぞれが2つの本館を持ち、数々の芸術作品が展示されています。「本当に価値のある芸術作品を見てもらいたい」というオーナーの意思のもと、アルマ美術館ではバリ以外のインドネシア国内の芸術作品や外国人アーティストによる作品など、バラエティ豊かな作品が数多く展示されているのが特徴です。

見どころ

アルマ美術館の見どころとしてまず最初におすすめしたいのが、バレ・ダジョにある絵画のバロンです。バロンはヒンドゥー教の正の象徴であり、細部にまでキメ細かくこだわった筆致は一度見たら忘れられないインパクトがあります。 また、バリ島を愛したドイツ人画家、ウォルター・シュピースの数々の作品も展示されており、幻想的なバリの夜景を表現した作品やバリ島の伝統的な霊劇「チャロラナン」のオリジナルバージョンなど、アルマ美術館でしか見ることができない作品も多数展示されています。

  • 営業時間 / 9:00~18:00
  • 定休日 / なし
  • 入場料 / 大人1人 50,000ルピア(コーヒまたは紅茶つき)・子ども1人 25,000ルピア・6歳以下の子どもは入場無料
  • アクセス / モンキー・フォレスト(Monkey Forest)から徒歩20分

4.ネカ美術館

Neka Art Museum
ゆったりと流れるバリらしい時間

ネカ美術館はウブド地区にあり、バリの主要美術館の1つとして知られています。
館内はインドネシア人の芸術家を始めとする多数の作品が展示されているほか、世界的に有名な芸術家の作品を所蔵・展示しています。ネカ美術館は1976年、バリの教師であり美術品のコレクターだったステジャ・ネカによって設立されました。現在、美術館では彼が保有していた約400点の芸術作品を鑑賞することができます。

見どころ

館内に展示されている作品は伝統が息づく影絵芝居やバリのワヤン様式で描かれた作品など、インドネシアを代表する現代美術が多く、作品にふれることでバリの人たちの生活や生き様を垣間見ることができます。 また、第二次世界大戦以前のバリ島を写した写真やバリの伝統芸術である彫刻像なども見どころのひとつです。

  • 営業時間 / 9:00~16:30
  • 定休日 / なし
  • 入場料 / 大人1人 50,000ルピア・12歳以下の子どもは入場無料
  • アクセス / サレン・アグン宮殿(Puri Saren Agung)から車で10分

バリ文化と外国の芸術にふれるひととき

バリ島内の主要美術館を4つ、ご紹介しました。
バリの美術館ではエキゾチックなバリアートと著名な外国人の芸術作品を鑑賞することができます。 バリを訪れた際にはぜひ美術館を訪れ、芸術作品の数々にふれてみてはいかがでしょうか。

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