Korean Food
韓国・ソウルのグルメはこれだ!
韓国に訪れる目的の一つには、間違いなく”食”が入ってくるのではないでしょうか。それほどに韓国グルメは日本人にとって馴染み深いものになっています。
今回はそんな韓国料理を、日本でも馴染みのある定番料理から、まだあまり知られていない料理まで、ピックアップしてみました。皆さんは全てご存知でしょうか?
スープ【4選】
牛肉の辛スープ「ユッケジャン」
韓国を代表する本格スープです。綺麗な真っ赤なスープは辛いだけでなく、しっかり煮込んでいるため牛肉の出汁がしっかり出ている濃厚な味わいです。
もやしなど、野菜がたっぷり入っているのも特徴です。

牛の煮込みスープ「ソルロンタン」
牛の肉や内臓、骨などをじっくりじっくり煮込んだ乳白色のシンプルでありながら本格的なスープ料理です。素材の旨味が染み出したこのスープは、コクがありながらもあっさりしており、さらっと食べられるのが特徴です。

豆腐チゲスープ「スンドゥブチゲ」
日本のおぼろ豆腐に値する、柔らかい豆腐を使ったチゲ鍋です。チゲの辛みを豆腐がマイルドにしてくれるこの料理は、ヘルシーで体がぽかぽかと温めてくれます。近年では、日本でも馴染み深い料理ではないでしょうか。

丸ごと鶏の薬膳スープ「参鶏湯・サムゲタン」
丸々一羽の若鶏に、もち米や高麗人参・鹿茸などを入れてじっくり煮込んだ料理。調味料での味付けをほとんどせず、素材から染み出した出汁の味を楽しむ料理です。

麺類【2選】
コチジャン入り冷麺「ビビンネンミョン」
でん粉で作ったコシの強い冷麺に、唐辛子やコチュジャン(唐辛子味噌)ベースの辛口ダレと混ぜ合わせたこの料理は、暑い夏にぴったりです。また、韓国の冷麺は弾力があるため、あらかじめハサミで麺をカットして食べるのが特徴です。

ジャージャー麺「チャジャンミョン」
春醤(チュンジャン)と呼ばれる黒い味噌と豚肉・玉ねぎなどを一緒に炒め、片栗粉でとろみをつけたものを韓国冷麺にかけた麺料理です。見た目はパンチがありますが、辛みが少なく、少し甘めで味噌のコクが食欲を唆ります。中には味噌にカラメルを入れているものもあります。

鍋【5選】
鶏の水炊き「タッカンマリ」
日本でも馴染み深いタッカンマリは、丸々一羽の鶏を煮込んだ、韓国では珍しい全く辛くない料理です。日本の水炊きに似ており、サムゲタンほどクセがなく食べやすいのが特徴です。ハサミで鶏肉をカットして、専用のタレにつけていただきます。

大衆向け鍋「プデチゲ」
韓国の定番の家庭鍋です。肉や野菜などの定番具材の他に、ソーセージやスパム、インスタントラーメンなどを入れたチゲ鍋です。

海鮮鍋「ヘムルタン・ヘムルトゥッペギ」
海の幸をふんだんに使った旨みたっぷりのピリ辛海鮮鍋です。見た目にも豪華で豪快なこの料理は、近年、日本でも人気に火がついている印象です。一人前だけ欲しい場合は、ヘムルトゥッペギを頼みましょう。

韓国もつ鍋「コプチャンチョンゴル」
牛の小腸(コプチャン)とキャベツやネギ・にら、きのこ類などを煮込んだもつ鍋です。日本のものと違い辛みのある味付けが多いのが特徴です。

タコの寄せ鍋「ナクチチョンゴル」
あらかじめ唐辛子やごま油で下味をつけたタコと、野菜を入れて煮込んだ寄せ鍋。まだあまり日本では知られていない料理ではないでしょうか。

海鮮料理【2選】
タコの甘辛炒め「ナクチポックム・チュクミポックム」
コチュジャンなどで甘辛く炒めたタコ料理。ソウル式に対して、釜山式はスープがあり辛みが少ないのが特徴です。ちなみに、ナクチがテナガダコ、チュクミがイイダコです。

ワタリガニの醤油漬け「カンジャンケジャン」
新鮮な生のワタリガニを生姜、ニンニクなどを混ぜて作った醤油ダレに漬け込んで熟成させた料理です。磯の生臭さは全くなく、身の甘みを感じることができる、病みつきになります。

肉料理【4選】
韓国焼肉「サムギョプサル・テジカルビ」
韓国の焼肉は、キムチやニンニクを一緒に焼いて、サンチェに巻いて食べるのが定番です。中でも、厚切りにした豚の三枚肉を豪快に焼くサムギョプサル、たれに漬け込んで味付けした豚カルビのテジカルビは絶品です。

チーズ乗せ鶏肉野菜の焼肉「チーズタッカルビ」
鶏肉と野菜を甘辛いコチュジャンで炒めたタッカルビにチーズをかけた料理です。タッカルビの辛みとチーズのコクが食欲をそそります。日本でも専門のお店ができるなど、定番の韓国料理になりつつあります。

ゆで豚肉「ポッサム」
茹でた豚肉とキムチ・ニンニク・白菜の塩漬けなどをサンチュで巻いて食べる韓国料理です。シンプルでクセがなく、韓国焼酎などのお供にも最高です。

朝鮮風すき焼き「プルコギ」
日本でもお馴染みのこの料理は、甘口醤油で味付けをした薄切りの牛肉とたまねぎ、ピーマン、にんじん、春雨を一緒に焼いた朝鮮風すき焼きです。

ご飯物【2選】
韓国混ぜ飯「ビビンバ」
説明するまでもないですが、専用の丼または石鍋にご飯・ナムル・肉・卵などを入れ、かき混ぜて食べる料理です。日本の焼肉店でも定番のサイドメニューとなっています。

韓国風のり巻き「キンパ」
肉、卵焼き、ナムル、キムチなどをご飯と一緒に海苔で巻いた料理です。日本の巻き寿司との大きな違いは、酢飯を使うのではなく、ゴマ油と塩を使ってご飯を味付けしている点でしょう。仕上げに表面に塗ったゴマ油の香りがとっても香ばしく、食欲をそそります。

デザート【2選】
韓国かき氷「パッピンス・ソルビン」
フルーツやきな粉など、様々なアレンジを加えられた韓国のかき氷です。味ももちろんですが、インスタ映えするとあって、近年猛烈な勢いで人気が出ている韓国スイーツです。もともと日本の白くまのような小豆の入ったかき氷をパッピンスと呼んでいたようですが、ソルビンというお店が様々なアレンジを加えたかき氷を販売したことで、「パッピンス=韓国のかき氷全般」のようなイメージが定着してしまったようです。

韓国風おやき「ホットク」
もっちり・サクサクとした生地の中に甘い餡が入っているホットクは、韓国で定番の安価で庶民的な菓子料理です。焼いたものや挙げたもの、餡もお店によりマチマチですので、是非お気に入りを探してみてください。
