滋賀県は琵琶湖の南側に位置し、県の中央部にあたる近江八幡エリア。
古くから近江商人と水の郷として知られる近江八幡は、歴史的な外観の街並みを保護していることから人気の観光スポットして多くの人が訪れています。中でも「八幡堀(はちまんぼり)」の周辺は時代劇のロケ地としても使われるなど、口コミやネットを中心に注目が集まっています。
また、近年では「たねや」グループが建設した「たねやラコリーナ」が若い世代を中心に人気を呼んでいる、今一番熱い観光地の一つなのです。
今回はそんな滋賀県の人気の観光名所、「近江八幡」のおすすめ観光スポット4選をご紹介します。

Omihachimanshi
滋賀県 近江八幡

1,八幡堀

Hachiman Moat
風情あるお堀を散歩

近江八幡を観光でめぐるなら、運河が流れる八幡堀はぜひ訪れたい場所のひとつです。
八幡堀は豊臣秀吉の甥にあたる豊臣秀次が城を守る目的で作った堀であり、のちに運河として利用されるようになったことで近江八幡は「商人の町」として栄えた歴史を持ちます。散策ポイントは東の船橋地区、そして西の新町浜周辺が人気があり、多くの観光客でにぎわっています。
八幡堀は現在でも時代劇のロケ地としてよく使われているため、観光中に時代劇のロケ現場に立ち会えることもしばしば。 このため、時代劇ファンにも人気が高いエリアとなっています。

水郷めぐり

八幡堀の水郷めぐりは全長およそ5kmの運河をエンジンつきの舟で進んでいきます。所要時間は約35分程度で、舟の発着場所は八幡堀のかわらミュージアムそばにあるお食事処「和でん」前にある乗船場となっています。
運河は街中に流れているため舟がゆれることはなく、ポンポンと小気味良い音を立てながらゆっくりと河の上を進むのが特徴です。乗船中は立ち並ぶ旧家や周りに咲く花や植物を眺めたり、船内に流れる近江八幡の歴史についてのアナウンスを聞くことができます。
料金は大人1人が1,000円(税別)、子ども1人が500円(税別)、小学生未満は無料となっています。

八幡堀

2,たねやラコリーナ

La Collina
おしゃれで広大な敷地と甘い匂い

たねやラコリーナは近江八幡に本社を置く老舗の菓子製造販売会社「たねや」グループのランドマーク的なショップです。 滋賀県民にとっては和菓子のたねや、そしてバームクーヘンのたねやとして非常に有名な存在であり、中でも自然豊かな近江八幡に開店したラコリーナは県内外から多くの人たちが訪れています。増築も進んでおり、近いうちに新しい施設も完成する予定です。

メインショップ“草屋根”

たねやラコリーナのメインショップは芝におおわれている屋根が印象的な建物で、通称“草屋根”と呼ばれています。インスタ映えする外観は女性にも大変人気です。
お店の中には社長の手形やアリの絵などが描かれており、これらのシンボルを見つけるのも楽しみのひとつです。人気商品は定番のバームクーヘンやバームクーヘンを練りこんで作られたバームサブレ、ラコリーナだけで購入できるバームソフトなど、スイーツ好きにはたまらない名品の数々が販売されています。

3,新町通り

Shinmachi Street
歴史ある町並みを行く

近江八幡駅の周辺およそ2km前後は新町通りと呼ばれ、江戸時代の商人の屋敷など、古い建物が保存されています。 国の重要伝統的文化の保存エリアにあたる新町通りは旧伴庄右衛門宅(京街道筋)や旧西川庄六宅、森五郎兵衛宅などがあり、近江商人の故郷として現在にいたるまで保存運動が続いています。

近江八幡市立資料館

西村太郎右衛門の屋敷の跡地にある近江八幡市立資料館には古文書や農機具などのゆかりの品々が展示されています。
西村太郎右衛門は八幡商人の主要人物のひとりであり、彼自身は江戸時代初期に御朱印船に乗って当時の安南(ベトナム)へ旅立ち異国で25年の歳月をすごしました。 そして太郎右衛門は1647年に異国から船で長崎へ帰ろうとするものの鎖国政策によって上陸を許されず、ベトナムに引き返してそのまま同地で没しました。 このような背景を持つ太郎右衛門のかつての屋敷は現在は資料館に生まれ変わり、市内の民芸品や考古、民族にかかわる品々が多数展示されています。

4,日牟禮八幡宮

Himure Hachimangu
ロープウェイの麓に鎮座する

日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)はJR近江八幡駅の北側、八幡山の南のふもとにある神社です。
創建は平安時代とされ、比売神(ひめかみ)と誉田別尊(ほんたわけのみこと)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)を祭神としてまつっています。お寺の宝物には前述の西村太郎右衛門が寄進した「安南渡海船額(あんなんとかいせんがく)」という名前の絵馬や3体の祭神をかたどった木像などがあり、いずれも国の重要文化財に指定されています。

日牟禮八幡宮

左義長まつり

日牟禮八幡宮では毎年3月14、15日付近の土日になると左義長まつりという祭礼が開催されます。 また、4月の14、15日には松明祭りと称される八幡祭りが開かれ、多くの観光客や地元のひとたちでにぎわいます。

商人の町「近江八幡」の歴史を感じる

「近江八幡のおすすめ観光スポット4選」をご紹介しました。
近江八幡は堀を流れる運河を始めとして、歴史的な建造物を良い状態で保存している地区のひとつです。 時代劇のロケもさかんに行われるなど、近年では注目が集まりつつある近江八幡。 観光では堀の中を舟で進む水郷めぐりと新町通りの散策が人気となっています。 今度のおでかけの折にはぜひ、商人の町、近江八幡を訪れて古くから続く伝統の歴史を肌で感じてみてくださいね。

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