ウブドはバリ舞踊やバリ美術、ガムラン音楽などインドネシアの伝統芸術を色濃く残すエリアです。 これら数々の伝統文化を持つことから「芸術の村」とも称されるウブドですが、ウブドには上記の芸術分野以外のジャンルにおいても、必見の観光スポットがたくさんあります。今回はその中からウブドからアクセスしやすい「おすすめ観光地」を4つ、ご紹介します。

Spot Close to Ubud

サラスワティ寺院(ウブド・ウォーターパレス)

Saraswati Temple
蓮の花が美しいヒンドゥー教のお寺

サラスワティ寺院はヒンドゥー教のお寺で、デンパサール国際空港から車でおよそ1時間、ウブド王宮からは徒歩で5分ほどの距離にあります。 ウブド王宮から行く場合にはスターバックスの脇の道を歩いていくと、蓮の花が一面に咲いた池が見えてきますが、それがサラスワティ寺院の入り口です。
多くの観光客がこの蓮の花をバックに写真を撮ったり、寺院の周辺を散歩するなどして思い思いの時間を過ごしています。院内は入場無料で誰でも見学できるため、散策ついでにぜひお寺の建物の中を見てみるのもおすすめです。

サラスワティ寺院

また、敷地内には蓮の池を見ながらお茶や軽食を楽しめる「ロータス・カフェ」があるほか、夜間は寺院前にてライトアップイベントが行われ、バリの伝統舞踊を見ることができます。 サラスワティ寺院の伝統舞踊はウブド地区の舞踊の中でもトップレベルと高い評価を得ているため、見物客が多いことでも有名です。

ティルタ・ウンプル寺院

Pura Tirta Empul
世界遺産にも登録されたヒンドゥー教の聖地

ティルタ・ウンプル寺院はバリのヒンドゥー教の聖地であり、島内でも特に由緒があるお寺として知られています。 2012年には世界遺産にも登録され、多くのヒンドゥー教徒や観光客がバリ内外から訪れています。

ティルタ・ウンプル寺院

寺院を訪れたときにぜひ体験していただきたいのが、「ティルタ・ウンプルの沐浴」。 沐浴は院内に湧き出る泉に入り、心と身体を清めるヒンドゥー教の儀式ですが、ヒンドゥー教徒ではなくても体験することが可能です。
ただし、沐浴を行う際はヒンドゥー教の規則にのっとった手順を守る必要がありますので、沐浴をしたいのであれば必ず現地のガイドにしたがうか、ツアーガイドに手順を聞きながら沐浴を行うようにしましょう。

ティルタ・ウンプル寺院

※バリの寺院を観光するときの注意点について

バリ島内の寺院を歩くときにはサロンという腰布を巻くことを求められたり、院内のルールにしたがって参拝を行わなければいけないなど、宗教上のルールが存在しています。 また、聖地とされる場所には観光客は立ち入ることができないケースもありますので、寺院を訪れたときには現地のルールを守って参拝するようにしてください。

ゴアガジャ遺跡

Goa Gajah
神秘的なヒンドゥー教の遺跡

ゴアガジャ遺跡はウブド王宮から車で15分ほどの場所にあります。 ヒンドゥー教の遺跡ですが、いまだ謎が多く、創建も11世紀にさかのぼると推測されるものの、はっきりとした年代は未だにわかっていません。 遺跡の中は壊れた石を積み上げたエリアや沐浴場などがあるほか、さらに奥に進むと「ゴア・ガシャの洞窟」にたどりつきます。

ゴア・ガシャの洞窟の中は左右に13mほどの道が延びており、シンプルな構造となっています。 洞窟内には入り口から左端、右端それぞれに祭壇が設置され、左の祭壇にはガネーシャ像(破壊神シヴァの子どもで知恵の神様)、右の祭壇にはヒンドゥー教の「リンガ」と「ヨニ」の石像が置かれています。 リンガは男性自身のシンボル、ヨニは女性器を表しており、世の中に存在する「男性と女性」「天と地」「陰と陽」などの事柄を表現しているとされているそうです。

テガラランのライステラス(棚田)

Tegallalang
壮大な景色が広がるバリ島の棚田

テガラランのライステラスはバリ島の中でも随一の美しさを誇る棚田です。場所はウブドの北部、キンタマーニ方面に8㎞ほど進んだところにあるテガララン村に位置しています。

テガラランのライステラス

テガララン村は山間の小規模な村ですが、村内にあるライステラスを見るために連日多くの観光客が訪れ、人気スポットの1つとなっています。 美しい棚田の光景は稲作文化の国である日本の農村部の風景に近いものがあり、近隣のカフェやレストランで休憩しながらライステラスを眺めればどこか懐しい「日本の原風景」を感じることができます。

テガラランのライステラス

大自然と神秘に満ちた島、バリ島へ

バリ島はビーチリゾートやナイトレジャーが注目されがちな観光地ですが、バリには神秘に満ちた“知られざるエリア”がまだまだたくさん存在しています。 ぜひ、バリ島に行く機会があれば、そのときには今回ご紹介した観光スポットを訪れてみてはいかがでしょうか。 バリの新しい一面が発見できるかもしれませんよ。

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