イスラエルやパレスチナと聞くと、どこか危険なイメージを連想する方も多いと思う。
事実、パレスチナ自治区には今も安易に入ることが出来ず、イスラエルの町中にはマシンガンを持った兵士がそこらじゅうをウロウロしている。

そんな、イスラエルの都市エルサレム。

ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地として知られる場所。
ユダヤ教の聖地のすぐ横の建物がイスラム教の聖地だったり、そのすぐ近くにイエス・キリストが処刑された場所があったり…。

とにかく狭い空間の中に、3つの宗教の聖地が混ざり合っている。
そして、それが今なお続く、紛争の一因になっている。

細かく書くときりがないが、日本のニュース番組で流れる「イスラエルとパレスチナ自治区間の紛争」という簡単な解釈では説明できないモノ・͡コトがここにはあるのだ。
興味がある人は是非、調べてみてほしい。

※今でも頻繁にアラブ人とユダヤ人による揉め事は起こっています。僕が滞在していた期間にも、ダマスカス門で銃声が聞こえたり、アラブ人が刃物をもって暴れる事件が起こりました。
観光客が狙われることはないため危険度はそこまで高くありませんが、旅行を検討している方は十分にお気をつけください。
エルサレムは、地中海から内陸部に入った標高800メートルの小高い丘の上に位置する。ユダヤ人が住む西エルサレムとアラブ人居住区である東エルサレムから成り立つ。西部についてはエルサレム地区に位置する一方で、東部についてはパレスチナ自治政府も領有を主張し、エルサレム県に含まれるとともにパレスチナ独立後の首都と規定している。古代イスラエル・ユダ王国の首都で、エルサレム神殿がかつて存在した。また、イエス・キリストが処刑された地でもあり、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教共通の聖地となっている。
Jerusalem
エルサレムの旧市街地を歩いて

世界遺産にも登録されている旧市街地。
その旧市街地の中にある宿で目を覚ます。

簡単な昼食を済ませて、いざ出発。

旧市街地はまるで迷路のように入り組んでいて風情がある。
そして、その石畳の道を、軍人や警察官がマシンガンを持って通り過ぎていく。
これが、エルサレムの日常である。

最初は恐怖心を感じたが、頼めば写真も一緒に撮ってくれたらしい。
お願いすればよかった。(写真撮ってもらえるなんて思ってもなくて撮ってない…。)

ということで、さっそくユダヤ教の聖地「嘆きの壁」へ。

厳格なユダヤ教徒は、黒服に黒いハットをかぶり、髭と襟足を延ばしている。
これが渋くてかっこいい。
映画の世界みたい。

そんなユダヤ教徒の方々がつぎつぎに壁に触れ、深く祈りをささげている。

ちなみにこの写真の奥に映っている黄色い屋根の建物が「岩のドーム」と呼ばれている、イスラム教の聖地である。

近さがわかってもらえるだろうか。

日が暮れると、旧市街地はまた違った顔を僕たちに見せてくれる。
かっこよくないかい。

ということで、次は「聖墳墓教会」。キリスト教の聖地である。

イエス・キリストが磔に合い、3日後に復活したという場所がここ。
キリスト教を信仰していない僕ですら、なにか感じることがあった。

それぐらい神聖で、そしてパワーのある場所だった。

最後に。

宿で、世界中のいろいろな旅人と「宗教」の話をする機会があった。
英語での宗教の話は難しくて、全てを理解できたわけじゃないけど…。でも、そこにはそれぞれが大切にする宗教があり、大切にしてきた思想があった。

正直、僕は宗教のことはよくわからない。
それがダメなことだとも思わないし、良いことだとも思わない。

でも生まれて初めて、考えたこと。感じたこと。
それに出会えただけでも、ここに来てよかったなと思った。

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大学中退後、フリーランスのデザイナーとして活動。25才の時に1年間、世界一周旅をスタート。訪問国50ヶ国。 趣味は旅、お笑い、アウトドアなど。自由気ままに記事を執筆しています。