「旅なんて…へっ。自分探しかなんかですか?ニヤニヤ」
と、旅にちょっとした偏見をもっている方々に朗報である。

東南アジアには“バカ”が大量発生する時期があることは疑いようがない事実だ!!!

…。
偏見お兄さん、お姉さん、本当におめでとうございます!

旅好きな自分としては心苦しいばかりだが、今日はそんな”バカ”との出会いのお話をー!

※このブログではかなり極端な言い回しを多様しています。例として、ここで定義している“バカ”“個人的に苦手な人種”を分かりやすい言葉で置き換えただけです。決して悪意はなく、あくまでブログ上のコンテンツ・エンターテイメントとしてご理解頂ければ幸いです。 ※大前提として旅をしていて出会う”バカ”は一握の砂。ほんの一握りだけです。

※語弊がないようにしていただきたいのですが、僕がこれまでの旅で親しくなった方に”バカ”は一人もいません。みんな素敵な人たちばかりでした。

※語弊がないようにしてください!

はあ、しんどい。しかし、ちゃんと前置きをおかないと上げ足取りが蔓延した世の中なので…。
あしからずあしからずー、本筋のはじまりはじまりー!

東南アジアに日本人のバカの割合が増える時期がある。3月だ!

東南アジア・ラオス

というのも、東南アジアを周遊中。ラオスの都市・ルアンパパーンにたどり着いたときのこと。

初日はタイからの道中親しくなった方たちと過ごしていたのだが、東南アジア独特の喧騒に紛れて聞こえてくる日本語の多さに驚かされた。

ラオスと聞いて思い描くのは「ローカルで田舎」のイメージ。のんびりできることを想像していただけにその時点で多少の残念さは否めなかった。

その夜、屋台に出向いた。周りを見渡せば日本人の大半が若者のように見受けられた。

東南アジアのラオスは屋台

聞けば、この時期は東南アジアに日本人学生が大量発生するらしい。(なんでも学期・学年の切れ目だったりで長期の休みがとりやすいとのこと)
中でも最近のラオスの人気、渡航者数は半端ないそうだ。ローカルな雰囲気を求めて訪れる旅行者が、その地をローカルじゃなくしていく本末転倒…。

屋台でやたらと聞こえてくる日本語をBGMに、タイからの同行者からそんな話を聞きながらラオス初日の食事を終えた。

数日後…

親しくなった方たちと別れ、ひとりでラオス中部の町、バンビエンに移動したときについに“バカ(個人的に苦手な人種)”と遭遇することになった。

東南アジアのラオスは田舎

バンビエンという町は、なにもない。自然、以上。それ以上も以下もない。
そんな素敵な町に到着して、まずは安宿を探す。移動が続いていたこともあって、今日はのんびり過ごそうと、ドミトリー(相部屋)ではなくこじんまりしたシングルの個室に荷物を置いた。(たしか700円ぐらいだったと記憶している。)

汚れた衣類を洗い、電子機器類の充電をおこない、ベッドでゴロゴロゴロゴロ。
ひとしきりのんびりしたあと、明日の予定を決めようとWIFIのとんでいる玄関先のソファーに移動、くつろいでいた。

日も落ちはじめ、5000キープ(約60円)のマンゴースムージも3杯目に差し掛かった頃だったと思う。

ラオスのマンゴースムージー

2人の日本人男性が宿にやってきた。
聞けばそれぞれ東南アジアの周遊旅をしており、この宿のドミトリーで出会ったらしい。
今日はバイクで辺りを走り回っていたとか…。

ひとりはひょろっとした感じの22歳。東京の有名大学に通う未来のエリート
もうひとりは生まれて初めての海外旅行、たどたどしさ満載のピュアな20歳、埼玉在住

全員が東南アジア周遊中だったこともあり、良かった場所やこれからのルートなどについてひとしきり盛り上がった。

………

しばらく話していると、もう一人日本人がやってきた。
がちっとマッチョな肉体。浅黒い肌。夜なのにサングラス。なんともイケイケな感じ。

見た目からして、“バカ(個人的に苦手な人種)”であることが推測された。
だが、はるばるラオスにまできて偏見は良くない!見た目で人を決めるのはやめようではないか!
そうだ、そうだ。こんな場所にやってくるぐらいだ。“バカ(個人的に苦手な人種)”なはずがあるだろうか、いやない。

マッチョ
ちょ、兄さんたち、なにしてンスかー?

言葉は魔法!!!

こんなに短く端的な一言で、こんなにも自分のポテンシャルの低さを示すことができるのである。

彼は“バカ(個人的に苦手な人種)”だ。それ意外のなにものでもない。

関わらなければお互いに嫌な思いをすることもないため、いつもなら早々にこの場を離れるところ。
しかし他のふたりと盛り上がっていた手前、抜け出すタイミングを見失ってしまい4人で会話を続けることになってしまった…。

※ここからはもっぱら聞き役に徹する。
マッチョ
兄さん達、一緒に旅してンスかー?どこから来たンスかー?何してる人なンスかー?

“バカ(個人的に苦手な人種)”が止まらない!だれかこいつを止めてやってはくれないか。

エリート
いや、バラバラで来てて。僕は東京で学生です。
埼玉
僕は埼玉に住んでます。でも学校は東京のA大学なんです。

エリートいい奴。埼玉純粋。

そしてマッチョ、バカ(生粋の)

マッチョ
え、A大!オレ知り合いいるわーーー。国際化のB子知ってるやろー?
埼玉
いやー。ちょっとわからないですねっ。
マッチョ
B子やで!なんかミスA大なったで、たしかあいつ!
埼玉
僕まだ一回生なんですよ。だからかも。
マッチョ
うw−ほんとかよー。調べー、帰ったら!
埼玉
はい。調べてみます!

シンプルにウルセー、バカ!

ここは居酒屋か!

マッチョ
ってか、なんかー、さっきまで知り合ったやつらと飲んでたンッスけど、なんかー、付き合ってられなくてー、抜けてきちゃいましたよー。

こいつには話の順序などという概念がないのだろうか。

埼玉
なんで抜けてこられたんですかー?

おい、埼玉!純粋がすぎるぞ!

マッチョ
え、それ聞いちゃう?!笑

聞くだろ、普通。流れ的に。

埼玉
はい!聞いちゃいます!笑

埼玉…おまえ。かわいいな。

マッチョ
なんかー、みんなで飲んでたとこまでは良かったンスけどね。あいつらなんかークスリやりだしたンッスよ。

「なんかー」の頻出度合いの件は一度置いておこう。

たしかにマッチョの言うように、一部の東南アジアの地域にはクスリが存在するようだ。なにもない田舎町では必ずと言っていいほど。
町中を歩いていると「お兄さんクスリどう?」と声をかけられることは僕も度々経験している。

※深入りしたことがないので、どのような種類のものが存在するのか詳細は知りません。犯罪じゃないものもあるのかもしれません。
マッチョ
あんなんバカがすることっすよ。

なるほど、これが世に聞く同族嫌悪
どうやらバカ(マッチョ)はバカ(クスリをやるやつら)をバカにするらしい。

マッチョ
ひとりじゃなんもできねークセに、集団になったらああいうやつらは気が大きくなって、イキりだすんすよ。

この件においては少なからずや同意する部分もある。が、今はひとまずお前のイキりが止まってくれるととっても嬉しい。

当然のごとくマッチョのイキりはその後も止まることはなく、「例のA大のB子は実はオレのセフレだ。」とかなんだとか捲し立てていた…。
想像を超えるポップキャッチーライト低能低俗幼稚な話。
さすがに聞いているのが嫌になってきて無理矢理その場を離れることにした。

※今回はたまたま関わることになってしまったが、前述したように普段ならマッチョとも速やかに距離をおいていただろう。
基本的には価値観の差だと思うので、気にせず・関わらずを貫いていればいいだけにすぎないからだ。
クスリに手を出すような人に対しても、極論、好きにすればいいと思っている。 宿でヨーロッパのヒッピーに「お前も吸うか?」と言われたら断りはするが、一度の誘いだけで嫌悪感はそこまで感じない。
人それぞれ、いろいろな価値観があって、それが赤の他人に迷惑をかけたり傷つけたりしていなければいいと思う性分なので…。

ということで、マッチョがこの旅唯一ガッツリ絡んだ“バカ(個人的に苦手な人種)”だったわけだが、道を歩けば日本人が大勢でばか騒ぎしていたりと、本当に3月のラオスは“バカ(個人的に苦手な人種)”が多かった様に感じた。嫌でも目に入ってくるレベルで…。

結局なんで3月のラオスは”バカ(個人的に苦手な人種)”が多いのか…。

最初から”バカ””バカ”と多様してしまい、とんでもないブログになってきたがお許し願いたい。
どうしてもマッチョとの出会いを書きたい気持ちを抑えられなかった結果、こんなに長々と意味のないエピソードトークに時間を費やしてしまった。

前述したように3月の東南アジア・ラオスは学生が非常に多い。
確かにバックパッカーは金銭面や時間的な観点から見ても、感受性の豊かさや行動力に秀でた”若さ”という観点から見ても、学生に向いていると思う。 そして、これまで旅先で出会った学生の傾向として、学校を休学したり、海外に一人でバックパックだけ背負って出かけたりと、精神的に自立している様に見受けられることが多かった。結果一般的な学生よりも大人っぽい印象で、若いながらも“確たる自分”というものをもっているように感じられた。

しかし3月の東南アジアに占める学生の傾向はそうではなかった。休学する必要がない時期・東南アジアという手軽さなどから、一般的な学生バックパッカーよりもよりライトな感覚で旅を楽しんでいる学生の割合が増えているようであった。つまり世間一般的な”学生”が増えるということだ。

これって旅先では意外と珍しいことだと思う。

そして彼ら・彼女らは世間一般的に言う「学生ノリ的」なものをもっていることがある。
これが僕は個人的に得意ではない。ごめんなさい。

学生ノリとは「飲み会うぇーいwww」という感じ。(合ってるのかイマイチさだかじゃないが、これが僕が思う学生ノリ)
決してこれ自体が悪ではなく、個人的に得意じゃないだけですのであしからず…。

もちろん、一定数価値観が合わない人が存在することは当然だ。
僕の場合、それがたまたま「学生ノリ」だったり、「パーティー大好きイケイケ人間」だったり「友達の友達はみんな友達的思想の社交性異常人間」だったりするだけで…。

※かなり主観的で偏見に満ちあふれた1文です。

でもそれってお互い様で、向こうからしても「海外まで来といてノリ悪いなーこいつーバカかよー」とか思われている訳で…。(極端な言い方をしてます。)

それに「学生ノリ」の全てが苦手ってわけでもない。仲よくワイワイすること自体は素敵なことだと思う。 もしかしたら初対面の人と親しくなるのにはある程度の軽妙さ・軽快さと言った一種の“軽さ”は必要なのかもしれない。
そういう付き合い方が好きな人も沢山いるだろう。だからこそ、そういう人たち同士で節度を守って楽しんでいてくれたら何も思うことはないんだ!

しかし!

旅の「非日常の開放感」という性質によってか精神的な未熟さからなのかは知らないが、”若さ”という魅力が矛先を間違え、箍が外れてしまい、クスリをやってみたり、現地の人に迷惑をかける行動をしてしまう人が数人だが現れはじめる。
そしてその少数が作り出した”バカ”な流れに、「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な日本人に多く見られる集団心理を持ち合わせた旅慣れしていない学生たちが流されていく。結果、“バカ(個人的に苦手な人種)”が大量発生してしまうのだ。

もちろんこっちだって関わりたくないから距離をとっている。
でも、どこにいってもこんな奴らが我が物顔で騒いでいたりすると、やっぱり楽しさを阻害される気がしてきてしまうものだ。
だから3月の東南アジア旅行(特にラオス)は個人的にはおすすめできない

僕自身も含めて、だれでも”初めてのバックパッカー”の時があるわけで、学生が旅をすることを否定している訳でも、学生に偏見をもっているわけではありません。 旅先で知り合った学生に対して最初からそのような感覚で接したことはありませんし、今でも仲のいい友達もいます。あしからず…。あしからず…。おしまい!

ABOUTこの記事をかいた人

大学中退後、フリーランスのデザイナーとして活動。25才の時に1年間、世界一周旅をスタート。訪問国50ヶ国。 趣味は旅、お笑い、アウトドアなど。自由気ままに記事を執筆しています。