WONDER BAGGAGE
ACTIVATE Explorer’s project
ワンダーバゲージ・エクスプローラーズ・プロジェクト

当サイト「ものみゆトラベル」では現在、国産バッグブランド「WONDER BAGGAGE」と共にプロダクトの開発に取り組んでいます。「Explorer’s project」と銘打ったこのシリーズは、”旅”の中で必要となる機能性や汎用性に重点を置きながらも、素材や構成を見直すことで「WONDER BAGGAGE」らしい都会的な雰囲気を持ち合わせています。

ACTIVATE Explorer’s projectとは
「ウルトラライト」をキーワードに旅するバックパッカーと共同開発したプロジェクト。軽さと強度をポイントに、専門性と日用性が両立するアイテムを展開。

Explorer’s projectの第3弾は「Explorer’s pouch」になります。

「Explorer’s pouch」の企画の意図。

旅で持つ運ぶモノの大部分を占めるのは衣類です。
そんな衣類を手間なく出し入れができ、それでいて最小限のサイズにしてカバンに収めることが出来るポーチ。そんなものがあればいいなという思いから「Explorer’s pouch」は制作されました。

バックパッカーの衣類の収納の現状。

バックパッカーの荷物のメインとなる衣類。ほとんどのバックパッカーは、衣類をいくつかの圧縮袋に小分けし、持ち運んでいるのが現状です。
しかし、圧縮袋内の一番底にある衣類を取り出すには、一度全ての衣類を圧縮袋から取り出す必要があり、お世辞にも便利であるとは言えません。また、開けるたびにジップを締め直し、力を入れて圧縮を行うのも少しばかり面倒です。

ではなぜバックパッカーの多くが圧縮袋を使っているのか。
それは文字通り、圧縮袋は衣類を圧縮することで最小サイズに収めることが出来、一番効率的に荷物の持ち運びが可能である!という間違った考え方を持っているからです。

偉そうな書き出しになってしまいましたが、かくいう私も、ずっと圧縮袋を使っていた身です。
どの旅ブログにも、圧縮袋が最適であると記載されており、疑う余地がなかったからです。

しかし実際には、圧縮袋を使っても荷物は最小サイズにはなりません。いや、正確には最小サイズにすることが極めて困難になってしまいます。
一体どういうことなのか。少し長くなってしまいますが、この商品の開発意図に大きく関連するため、順を追って説明させていただきます。

最小サイズとは、バックパックに収めたときの状態を想像する必要がある。

バックパックに収めたとき…。つまり、圧縮袋単体の状態ではなく、それらをメインバッグに入れて収納したときの状態が最小になっているかが重要なのです。

荷物は圧縮しすぎると、スタッキングする際に、余計かさばる。

圧縮袋を使い衣類を収納すると、当然空気の隙間は限りになく0に近づき、体積も小さくなります。しかし、空気の隙間がないということは、イコール柔軟性を失っていることになります。
固くなった圧縮袋をテトリスのように、隙間なく上手にはめ込んでいければ、荷物は最小サイズになるでしょう。しかし、それは極めて困難であり、旅先の宿で毎日行う作業ではありません。

荷物を効率よくカバンに収めるには、80%程度の圧縮率にするとよい!

実際に登山の世界では、スタッフサックなどを使い衣類を80~90%程度に圧縮して、メインバッグに収納することが当たり前になっています。
多少の柔軟性を持たせたほうが、結果的に荷物を隙間なくメインバッグに収めることが可能となるからです。

このことを知ったことで、圧縮袋を使う理由がなくなってしまい、私の中で、ただの底の衣類を取り出しにくいだけの袋という位置づけになりました。

ではなぜ、スタッフサックではダメなのか?

では登山で使われているスタッフサックではどうでしょうか。
上記の圧縮率の問題はクリアしています。

しかし、そもそもスタッフサックは複数の衣類を入れておくことを前提に作られておらず、圧縮袋と同様に、下の衣類を取り出すのが面倒で、キレイに畳んだ状態で衣類をいれておくことも困難です。
すべての衣類を小分けにすれば問題は解決しますが、たくさんの衣類を持ち運ぶ旅というコンテンツにおいては、それも良い選択とは言えないでしょう。

「Explorer’s pouch」が向き合った現状の問題と解決法・仕様

以上の問題点を踏まえ、「Explorer’s pouch」はシンプルでありながら、全く新しい構成の製品として開発に取り組みました。

まったく新しいカタチをしたポーチ。

「Explorer’s pouch」は二つのポケットを持ったシンプルなポーチです。ポケット部分にはジップやボタンなどは付けず、深めのフラップで蓋をした構成になっています。 また、センターに細いテープを縫い付け、左部には伸縮性のあるテープが縫製されています。
見ただけではなかなか伝わりづらい製品だと思いますので順をおって機能を説明していきます。

衣類はロール状にして収納。

「Explorer’s pouch」への荷物の収納は、ロール状に巻くたたみ方を推奨しています。アメリカ軍のレンジャー部隊などで採用されているたたみ方で、もっともコンパクトに衣類をたたむことが可能です。

すべての衣類へ簡単にアクセスが可能。

ロール状にした衣類を、横に積み重ねて収納する構成のため、全ての衣類へのアクセスが容易に出来、すべての衣類をいちいち取り出す必要がありません。 また、半透明の素材を採用することで、どこにどの衣類が収納されているかも瞬時に確認することができます。

巻く、またはたたむことで簡単に圧縮する。

サイドから力をかけながら巻いていき、最後にゴム紐で固定することで、中の空気が最適な量抜けていき、荷物の圧縮が可能となっています。あとはそのまま、メインバッグにスタッキングすることが可能です。
また、半分に折りたたみ、テープで固定することでも、ある程度の圧縮が可能です。

その他の、プラスアルファーの特徴と機能

簡易的な枕として使用可能。

半分に折りたたみ、タオルを巻くことで、簡易的な枕として使用することができます。シンプルなことですが、テント泊や空港泊の際に意外と重宝します。

薄手で防水性のある素材「コーデュラリップナイロン」。

コーデュラとは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維です。その繊維を極限まで薄くした生地が「コーデュラリップナイロン」になります。耐久性にも優れているほか、防水性もあり、また非常に軽いことが特徴です。
長期間の旅にも耐えうる素材です。

Explorer’s pouch

color : black
size : W550㎜ × H315㎜
material : コーデュラリップナイロン
price : ¥2,100 + 税 coming soon

ABOUTこの記事をかいた人

大学中退後、フリーランスのデザイナーとして活動。25才の時に1年間、世界一周旅をスタート。訪問国50ヶ国。 趣味は旅、お笑い、アウトドアなど。自由気ままに記事を執筆しています。